ホーム  痛みを癒すMSMについて

MSMとは

MSM

MSMは有機硫黄の一種で、メチルスルフォニルメタンの略語です。MSMは34%が硫黄成分の真っ白な結晶で、硫黄独特な臭いもありません。硫黄は人体にとって大切な栄養素ですが、摂取する過程で破壊されやすいため、食物だけで十分な量を摂るのは困難です。

MSMには炎症を抑える効果があることから、関節痛の痛みを抑える鎮痛剤として注目されています。

自然栄養学委員会理事長のロナルド・M・ローレンス医学博士は、1998年にMSM効果臨床実験を行いました。関節炎・関節痛・筋肉痛の患者16人を無作為に2つのグループに分け、MSMを与えたグループと、偽薬を与えたグループで6週間に及ぶ経過を観察しました。その結果、偽薬を与えられた患者のグループでは18%の人の痛みが軽減した (プラシボ効果=薬を飲んだという安心感による精神的な効果) のに対し、1日2,250mgのMSMが与えられた患者グループでは82%の人の痛みが軽減しました。

MSMのサプリメントは米国で開発され、関節障害、関節痛、腰痛、肩背痛、筋肉痛、痛みと炎症の対策に使用されます。その効果は痛みの緩和のみならず、抗酸化作用、免疫力アップ、更には育毛剤のミノキシジルと併用で育毛効果の増加、また健康な髪の毛や爪の形成を促進する効果があると言われています。副作用は特に報告されていません。

MSMの必要量

MSMがサプリメント市場に紹介されたのは比較的最近ですが、多くの治験や使用例で安全性が確認されています。症状や目的により摂取量には幅があり、500mgから5,000mgと言われています。

Clinical Drug Investigations (臨床薬調査) 誌は、関節炎患者を対象とした関節炎改善臨床実験を行いました。

  1. グルコサミンとコンドロイチンのみ投与した患者グループ
  2. グルコサミンとコンドロイチンに1日1,500mgのMSMを投与した患者グループ

この2つのグループの投与結果を比較したところ、明らかにMSMを併用投与したグループの方に更なる効果が認められました。関節痛にはグルコミサン、コンドロイチン、そしてMSMの3成分を一緒に摂取するのが最も効果的な対策だと言えます。

MSMを選ぶなら

関節痛への総合的な対策として、MSMのみならず、グルコミサンとコンドロイチンも摂取するのが最も望ましいと言えます。

これらの含有量数値以上であれば、関節炎への効果が期待できます。

  • MSMの効果には個人差があります。
  • 商品の選定・判断はご自身にお任せします。当方は責任を負いかねます。
  • 当サイトの見解は全て個人的なものです。ご了承ください。